MP MAGAZINE

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2021.9.28

季節の話

秋冷の候。

こんにちは。

MP建築事務所の前田です。

 

夕方、日が落ちる時間がだんだんと早くなってきました。

我が家の息子たちは夏の間は友達と遊ぶ時間を18時までとしていたのですが、18時だと大分暗くなってしまうので17時半までという約束を私として、少し寂しそうにしています。

大人になってもそうですが、子供にとっての30分、それも下校してからの30分は貴重なのでしょうね。

 

そんな今日は季節の挨拶の話。

 

お客様にお渡しする書類に手紙を添える時に、時候のご挨拶を文章の初めに付けるのですが、そんなに頻繁に使うことがないのでいつも調べてから書くようにしています。

そして今日もその時候の挨拶を書く場面があり、9月下旬のご挨拶に使うことができる言葉を調べてみました。

 

すると、「秋晴の候」「仲秋の候」「野分の候」「秋冷の候」などが今の時期に使われることがわかりました。

そのどれもが、季節の変わり目である9月下旬を表す言葉なのだそうです。

 

『秋晴』『仲秋』は私にも言葉から想像ができる単語なのですが『野分(のわき・のわけと読む)』という言葉が聞きなれなくて調べてみることにしました。

 

すると野分の語源は、野の草をかき分けるような暴風、つまり台風のことで、天候が不安定で台風が続くような時期である9月の間使える時候の挨拶だということがわかりました。

 

そして『秋冷』は、秋も深くなり寒さを感じる時期を表す時候の挨拶で、秋分(9月23日)頃から10月中旬まで使用されるのが一般的だそうで、秋が深まり、肌寒さが感じられた頃に使う言葉のようです。

 

ただ、今朝一週間の天気予報を見ていたら、10月に入ろうとしているのに気温が30度を超える予報が出ている日があってびっくりでした。

朝晩は肌寒く感じることが多くなって来てはいますが、日中の気温としてはまだまだ本当に『秋冷』と言える季節まではもうしばらく時間がかかるのかもしれませんね。

 

ではまた。

 

【MP MAGAZINE】

我が家でもあり、モデルハウスでもある通気断熱WB工法で建てた『WB HOUSE』で、主人と3人の個性的な子供たち、そして猫のあめと一緒にそれはそれは毎日賑やかに暮らしながら、MP建築事務所の一員として働いている私の日々のあれこれを綴っています。